12月24日

2004年12月24日 ●詩
今日という日を 誰と一緒に居るのだろう? 

同じように 大切な人を思い浮かべているのだとしたら


鈍感だから きっと気付かないんだろうね

渡せなかった言葉も 必死に並べた嘘も

聖なる夜を幸せに過ごせます様にと

静かに願っている事も


すれ違う 繋いだ手が

知らないうちに目を霞めさせてく

暗幕に覆われた深夜0時

ガラスの中でだけ 街は光ってた


マフラーに顔を埋めて

忘れる様に 歩き出す

聖なる夜なんて 誰が決めたのか

どうしようもなくカレンダーに八つ当たりしてる 馬鹿なヒト


伝えられない思いを口にすれば 白い吐息とともに消えていく

世界は狭いのに 

距離だけは果てしなく遠く広く大きくて



「夜なんてもう明けてしまえばいい」

明日何でも無いフリなんて出来なくなってしまうよ

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